AI投資ランキング
順位 | 名前 | 内容 |
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1位 | 「SBIラップ」 (SBI証券) |
![]() ロボアド(ロボアドバイザー)。AIを使った投信一任サービス。 2022年3月開始。1年未満で預かり資産300億円を突破したヒット商品である。アカウント数も早々に5万件を超えた。 SBIグループの「FOLIO(フォリオ)」のシステムを使っている。顧客のリスク許容度の測定やポートフォリオの作成・運用において、独自のアルゴリズムが用いられている。 SBI証券の口座からそのまま投資を始められる。 手数料:0.66%(年率・税込)https://go.sbisec.co.jp/prd/swrap/swrap_faq.htmlラップ口座とはラップ口座とはとは、投資家が金融機関に運用を一任するサービスである。金融機関と投資一任契約を結び、資産運用をまかせる形態となる。 運用までのプロセスがネットで完結するロボアド(ロボアドバイザー)も含まれる。 ロボアドとはロボアドとは、投資家一人ひとりに自動で最適なポートフォリオを提案するサービスである。人にかわってコンピューターが資産運用を指南する。 具体的にはまず、パソコンなどでロボアドが出す複数の質問に答え、リスク許容度を判定してもらう。 例えば「臨時収入が入ったら、どうする」との質問に「全額貯金」と答えれば安定性重視の運用が向いているとロボアドが判定。 これをもとに株や債券などの過去の値動きから将来のリターンを予測し、それぞれの顧客に合ったポートフォリオを自動で作ってくれる。 ロボアドは「お任せ型」と「アドバイス型」に大別できる。 お任せは業界で投資一任運用型と呼ばれる。顧客が運用会社と投資一任契約を結び、市場環境が大きく変わると自動的に売買して資産内容を見直してくれる。 銀行で買うなら「SBIラップ・クロス(×)」もSBIラップの姉妹商品として「SBIラップ・クロス(×)」もある。対面型のファンドラップだ。2222年10月からSBI新生銀行を通じて提供を開始した。個人のリスク許容度に応じて5つの運用スタイルから1つを選べる。相場環境に応じてダイナミックなアロケーション(資産配分)をする点が特徴。一つの口座で複数の商品を併せ持って運用できる仕組みになっている。 |
2位 | 「STOCK SIEVE」 (AREA20) |
![]() ストックシーブ(STOCK SIEVE)は、株式を選別するためのAIツール(道具)である。金融工学に基づく精緻な分析によって、有望な銘柄を発掘する。 人工知能(AI)の予測技術を活用している。ビッグデータ(大量データ)の解析を得意としている。機械学習を重ねており、銘柄の選別力が向上する傾向が見られている。 大胆な銘柄選定が口コミで評判だ。というのも、通常なら、選ばないようなクズ銘柄を選ぶことがあるが、それが大当たりすることもあるのだ。「驚いた」という意見が多い。 資産運用の世界で人が介在すると、処理能力に限界がある。AIは人の何百倍、何千倍も情報を処理できるので、精度が高くなる。 人のように感情や思い込みの影響も受けず、継続的な機械学習によって、予測精度の向上も期待できる。 利用者の資産規模や人生プランを考慮する機能はない。投資顧問ではなく、テクノロジーを提供するサービス形態である。 運用元のAREA20は、新興フィンテック企業。海外には、類似の企業が多く存在し、成長している。 AREA20と類似する海外のフィンテック企業
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3位 | 「オンコンパス・プラス」 (マネックス証券) |
![]() 「オンコンパス」シリーズは、「投資一任型」のロボアド。投資判断や売買などの資産運用・管理のすべてを顧客に代わって行う。診断・提案から運用までが自動化されている。 「オンコンパス」シリーズの一つが、「ON COMPASS+(オンコンパス・プラス)」である。2022年7月に開始した。 この「プラス」は対面型だ。マネックス証券などの窓口で取り扱っている。2016年9月から始まった元祖「ON COMPASS」は、オンライン完結だったが、「プラス」は対面型である。 マネックス証券と契約している10社の金融商品仲介業者(IFA法人)に所属するアドバイザーが担当する。デジタルと対面の長所を取り入れた。顧客一人一人のニーズに合わせた資産運用を行えるというメリットがある。 「プラス」に関しては、以下の2点が口コミで評判だ。
顧客の資産運用に関する目的・意向に沿って、一人一人に適した資産運用計画を提案する。ライフプランに合わせて、多様なスタイルの資産計画を行うことができ、資産形成世代から退職世代まで幅広い層の利用が可能となる。 資産運用計画のコンサルティングは、マネックス・アセットマネジメントが提供するコンサルティングツールを活用してマネックス証券が契約するIFA法人のアドバイザーが行い、対面により顧客の不安や悩みに応える。運用開始後も、アドバイザーによるアフターフォローを行い、資産運用をサポートする。 資産計画を立てた後は、マネックス・アセットマネジメントが運用を担当する。専用の投資信託を通して国内外のETF(上場投信)に投資を行い、 実質的に世界120カ国の株式、債券など、約6万2,000銘柄に分散投資をすることでリスクを抑えた安定運用を目指している。 手数料は預かり資産残高の1.6575%(年率・税込)程度。最終投資対象のETFの経費0.2%程度(概算)を含んだ費用となる。申し込み、 解約、 変更に手数料はかからない。 |
4位 | 「テオ(THEO)」 (お金のデザイン) |
![]() ロボアドによる投資一任サービス。運用資産の合計残高は2000億円を超えている。 2016年2月から個人投資家向けに販売を開始。2017年4月に提携先の銀行や証券会社などの販売チャネルを通じて提供する「THEO+(テオプラス)」も始めた。 |
5位 |
「ロボプロ」 (FOLIO) |
![]() FOLIO ROBO PRO(ロボプロ)は、2020年1月に開始。ロボアドの一種。開始から3年間の実績は39・5%増だった。たいへん良好な成績である。 AIを活用し、資産配分を大胆に見直すのが特徴。景気循環、相場の予測、金融環境の変化に迅速に対応できる。 世界各国の株式、債券、通貨、銅や原油など、40以上の指数を利用し、2000種類以上の特徴量を計算する。 例えば2022年1月は米国株式の保有をゼロにして、新興国株を49%、金を30%の比率にした。米国株が大きく値を下げた2018年末の状況と酷似しているとAIが判断したからだ。 一方で2022年7月は米国株50%、不動産21%と強気の投資配分に切り替えた。 2022年は欧米当局がインフレ抑制のために政策金利を大幅に引き上げたため、世界株式はマイナス成長だった。しかし、ロボプロは1.6%のプラスを確保した。 姉妹商品「SMART FOLIO」(みずほ銀行)「FOLIO おまかせ投資」 |
6位 | 「ウェルスナビ」 (ウェルスナビ) |
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7位 | 「SMBCロボアドバイザー」 (三井住友銀行) |
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8位 | 「ダイワ・ファンドラップ・オンライン」 (大和証券) |
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9位 | 「らくらく投資」 (楽天証券。楽ラップ) |
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「投資工房」 (松井証券) |
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